愛宕山・難台山(18/02/11)


 

☆天気

 

全行程を通して快晴

 

 

 

☆コースタイム

 

2/110914岩間駅(集合)0940---1015愛宕山---1105南山(坊主山)1115---1140団子石峠---1250難台山1300---1310(引き返し)---1410団子石峠---1515岩間駅(解散)

 

 

 

☆行動と感想

 

 自分は最寄りの岩間駅まで1時間で着くので楽だったが、メンバーの多くはおよそ三時間かけて岩間まで来ていたので、東京在住の部員からすればあまりコストパフォーマンスのいい山とはいえなかったかもしれない。

 

 しかし、低山としてはかなり登りがいのある山で、山域に入った途端急な坂を直登することになった。また、愛宕神社(山頂)手前には急な階段があり、これにも苦労した。ただし、急登であったために標高は簡単にかせげて、コースタイムもだいぶ早まった。愛宕山付近にはアスレチックの遊具があり、なかでもロング滑り台は目を引いた。まだまだ先へ進まなければならなかったため、泣く泣くその場を後にした。

 

 愛宕山を過ぎても急な上り、下りが続いた。緩やかな道がなく、上りと下りのメリハリのある山だなと思った。上り切ったピークのところに南山の展望台があり、眺めのいいこの場所で休憩をとった。ちょうどこの辺りから日陰に残雪がみられるようになったために不安をおぼえた。

 

 南山から難台山までの道は全体的にぬかるんでいた。また、道のわきには雪が常にみられるようになった。登山前の下調べでは、最新の記録が書かれた1/27あたりの積雪状況から雪は十分に融けていると予想していたが、思っていたよりも雪解けのスピードが遅かった。しかし、多少ぬかるんでいても歩けないというわけではないので、難台山まで進んだ。

 

 難台山は典型的な低山で、周りに木が生えているほかには何もなく眺めも良くはなかった。写真を撮ったあと、行程通り吾国山へ向かおうとして北向きの斜面を下ろうとしたが、日当たりが悪いために雪に覆われていて、ロープをつかまないと進めない状況になった。このまま進むことも検討されたが、吾国山から福原駅までの下りも北向きの斜面であったために吾国山へ行くことは断念し、引き返すことになった。引き返すルートは団子石峠までは同じ道を通り、そこから分岐してふもとへ下るというものだった。ルートのほとんどは車も通る舗装路で大きな危険はなかった。ふもとへ下りてからは4kmほど進んで岩間駅を目指したが20kgの歩荷をしていたため、途中から腰が痛くなってきた。それでもなんとか自分を励まし、岩間駅まで戻ってくることができた。

 

 春休み中にこの山域に入るのならば福原駅集合にして、今回のコースを逆に進むことをお勧めしたい。雪道を登る分には大きな支障はないし、ゴール付近の愛宕山で遊べるからである。

 

南山展望台より愛宕山(撮影者:宮川)