天狗岳・硫黄岳(19/06/22-23)


☆天気

一日目 曇り時々雨

二日目 曇り

☆コースタイム

6/221日目):茅野駅0923=(タクシー)=1025麦草ヒュッテ1033---1104白駒池分岐---1315にゅう分岐---1326中山峠---1330黒百合平()

6/232日目):0245起床 →黒百合平0345---0446東天狗0449---0500西天狗0503---0513東天狗0518---0542根石岳---0552箕冠岳---0610夏沢峠0618---0705硫黄岳0708---0738夏沢峠0750---0826本沢温泉0835---0846みどり池分岐---0941みどり池0955---1052みどり池入り口1206===1245小海駅(解散)

 

☆行動と感想

 梅雨の時期の山行ということで天候が不安だったが、決行することができてよかった。事前準備の段階で、シュラフ等の防水やザックカバー・レインウェアをすぐ取り出せるようにすることなど、基本的な雨対策を各自でしっかりと行った。

 

(一日目)

 前回の山行での寝坊を踏まえ、この山行から初の試みとして、朝電車に乗った時に「乗りました」LINEをグループで送ることにした。幸いなことに今回は絶望の起床を遂げた者はいなかったのでこの試みは不発?に終わったが、早い段階で全員の状況を把握できるので一定の有用性はあると思った。

 茅野駅に全員無事時間通りに到着し、タクシーで麦草ヒュッテに向かった。今回は運転手さんの運転がよかったのか私はあまり感じなかったが、先輩方の話によるとこの道は酔いやすいようなので不安な方は対策をしたほうがいいだろう。

予定より少し早く到着し、歩き始めた。白駒池前の小屋まではかなり道が整備されていて、ほぼ平坦な道が続いているためハイキングコースのようであった。小屋を越えるとようやく山道らしい山道が現れた。一日目に通った道のほとんどに言えることだが、湿った岩や木の上を歩くことが多く、かなり滑りやすかったので注意したい。13時頃から大粒の雨が降り始め、念のためザックカバーとレインウェアを着用したが、幸いすぐに弱まった。白駒池の後の登りで30分以上巻いて、休憩もそこまで多くは取らなかったため結果としてテント場に一時間早く到着した。その後テントをすぐに広げたが、6人用のDテンの組み立てに手間取ってしまった。一年生の夏合宿前に練習の機会を設けたほうがいいかもしれない。19時を回ってもまだ外が明るく、日が長くなったのを感じた。

 

(二日目)

二日目は遅くなると天候が崩れるのがわかっていたので、絶対に予定通りの4時までに出発できるよう、245分に起床した。朝食はスープと食パン二枚というシンプルなものだったが、そのおかげで起床から一時間で出発できた。朝は簡単なもので済ませるのがいいと思った。中山峠まで戻って天狗岳に向かうと、すぐに稜線に出て気持ち良く歩を進めることができた。東天狗へと進む途中、道がわかりづらい場所があったので注意。東天狗から西天狗は荷物を置いて往復20分ほどで戻ってきた。夏沢峠までは下りが多く、位置エネルギーが失われていくのがなんとなく虚しくなる。夏沢峠から硫黄岳へガンガン上って行き途中荷物を置いて山頂に向かった。予定より2時間ほど早く山頂に到着。一本早いバスを目指し、写真を撮って早々に下山を始めた。ここからは特筆するようなことはなく、ただひたすらに歩き続けた。結局一本早いバスの到着時間にもかなり余裕を持たせて下山することができた。

 

(反省)

全体として大きな問題もなく全行程を無事に終えることができた。天気が持ってくれたのがかなりありがたかった。

以下、メンバーからの反省点を記す。

・前の人ともう少し感覚を開けたほうが良い

・対向者が来た時に、先頭の人の指示を後ろまで伝えるのが難しかった

・計画を巻きすぎたので、早く行動できた時はもう一つ山を登るなどほかのプランがあると山行が充実すると思う

 

 

東天狗から西天狗を望む(6/23 4:50 撮影=岩﨑)