一年生企画@武甲山


 

文;小久保剣(法1)

 

参加メンバー

 内海拓人(法2)、大矢和樹(法2)、坂本遼(法1)、高謙=チー(社1)、   胡迦安(経1)、小久保剣(法1)

天気

 晴れのち曇り

行程、コースタイム

 9:35登山口→10:25妻坂峠→11:55大持山→12:35子持山→13:15シラジクボ→14:05武甲山→14:45長者屋敷の頭→15:35林道→16:25橋立

6時間50

西武秩父線の電車に揺られながら、人生で初めての埼玉県に入った。実は山岳部も埼玉県の山行は初らしく、経験が浅いながらも新天地に挑むような心持ちがした、そんな心地の良い朝だった。

 

 今回の山行は1年生企画と題し、いつも計画立案してくれている2年生の代わりに、1年生の手によってなされたものであった。といってもその計画立案全てをこなしてくれたのは同じ一年生の坂本大先生であった。横瀬駅に降りた後、その大先生が率先して予約してくれたタクシーで登山口まで向かうことに。坂本には本当に感謝。

 タクシーの移動時間は思ったよりもすぐで、一人当たりの料金も880円と手ごろであった。そして登山口から出発。道のりは順調そのもので、ほぼ一本道であったので迷うことは一切なかった。その一方で、天気が良かったために景色は素晴らしく、序盤からかなり良いロケーションが続いていた。昼食を大持山でとったあと、子持山、武甲山を目指して進んでいくと、色づいた紅葉や雪や霜柱があたるところに見受けられ、季節感を感じることができ、非常に情緒があった。場所によっては地面が凍っていたり、岩が出っ張っていたりして通りにくいところもあったがそこまで苦では無く、どちらかというと武甲山頂上直前の長い上り坂がすこし大変だった。武甲山頂上付近には神社やトイレが設置され公園のような広場があり、そこからもう少し歩いて頂上につくと、周囲の山々に囲まれた盆地に位置する秩父市の街並みの大パノラマが一面に広がっていた。そこまで標高が高くない山でもこんなに雄大な景色が観れるのだと感動に震えた。下山するぐらいに天気が曇りだしうす暗くなったが、雨が降ることも無く、無事浦山口駅に到着して今回の山行が終了した。

 行程の時間についてはコースタイムより少し早いペースで全体的に登ることができ、途中何度か休憩を入れて穏やかでのんびりとした時間を過ごしながらも、5時間50分で回ることができた。

 自分自身は一橋祭後なかなか山行に行ける機会がない中、今回の山行に来てやはり山に来て自然を観て体感することは、心が安らぎ充実するものだなあと改めて感じられた。これからはもっと山行に行ける機会を増やしたいと思えた、そんな素晴らしい山行であった。

11:30 妻坂峠~大持山間

12:00 大持山直下

12:10 大持山~小持山間

14:00 武甲山山頂より、秩父市、横瀬町等を望む

14:00 武甲山山頂

15:10 武甲山~林道終点間

15:10 武甲山~林道終点間