塔ノ岳日帰り山行(18/8/19)


 

☆天気 晴れ

 

 

 

☆コースタイム

 

8/190730渋沢駅0736===0750大倉バス停0758---0910駒止茶屋0915---0933堀山の家---1013花立山荘1023---1050塔ノ岳1118---1140花立山荘1153---1240駒止茶屋---(大倉高原山の家経由)---1353大倉

 

 

 

☆行動と感想

 

丹沢に来るのはこれで6度目だ。しかも今年度に入ってからは、5月を除いてほぼ毎月バカ尾根を歩いているので、すっかり馴染みのある山である。

 

この日は晴れ空が広がったが、先週までの酷暑が嘘のように、涼しく快適な天候だった。

 

 

 

計画書を印刷したまま家に置き忘れてしまい、渋沢駅の南側にあるセブンイレブンで印刷し直した。大倉でそれを提出しようとして、提出箱の横に丹沢専用の登山届が備え付けてあることを知った。

 

 

 

バカ尾根は塔ノ岳山頂直下を除いてほとんどが樹林帯で、風が通りにくい。6月と7月に登ったときは息苦しいほど蒸し暑く、今回も覚悟して臨んだが、むしろひんやりとしていて心地よかった。

 

 

 

堀山の家までは、ところどころ長めの階段があるが、それ以外は平坦な箇所も多く、それほどきつくない。数十分ごとにある茶屋や山小屋も励みになる。涼しかったし、先頭のペースがそんなに速くなかったので、余裕を持ってついて行けた。ここまでは序章、などと言いながら堀山の家を通過した。

 

 

 

堀山の家を通過しても、それまでと変わらない登り道がしばらく続く。平坦な木道の横に四角形のベンチがあるポイントを越えたあたりから、登りが本格的になる。息は上がるが、パーティー登山のときに感じる酸素が入ってこないような苦しさを今回は全く感じなかったので、先頭に「ペース上げても大丈夫だよ」と言った。頭上を覆っていた木々がなくなり、神奈川の街や海が一望できるところまでくれば、もう一踏ん張りだ。長い階段を登り、ふと見上げると「氷」の旗が目に入った。花立山荘である。涼しいといっても汗をかいたし息も上がっていたので、「氷」の文字がすごく美味しそうに見えた。

 

 

 

花立山荘から25分で難なく塔ノ岳に到着し、長めの休憩を取った。体力的にも時間的にも、ゆっくり景色を眺めるほどの余裕があるのは久しぶりだった。3人で展望盤を囲み、高尾山などを探した。

 

 

 

花立山荘に戻って、かき氷を食べた。冷たくてふわふわで感動した。

 

 

 

前来たときには、下山時に転びそうな箇所があった気がしたのだが、おしゃべりをしながら歩いているうちに、気がついたら堀山の家や駒止茶屋を通過していた。時間があるので、「大観望」があるという大倉高原山の家に回り道をし、しばらく景色を眺めてから下山した。

 

花立山荘から大倉方面を望む(10:12 撮影:川原)