丹沢主脈縦走(16/04/30)


文責:内海拓人(法3)

 

 

参加者

 

坂本遼(法2年)、内海拓人(法3年)、羽二生祥馬(経3年)

 

 

 

天気

 

晴れ時々霧

 

 

 

コースタイム

 

7:35大倉→8:35駒止茶屋8:459:25花立山荘9:359:55塔ノ岳10:0510:50丹沢山11:0011:40棚沢ノ頭11:4512:15蛭ヶ岳12:3013:35姫次13:4514:50焼山15:0016:10焼山登山口

 

 

 

 

 

 気付けば今回で5回目のバカ尾根だ。このうち2回蛭ヶ岳を目指して失敗している。入部したばかりの1年生の秋は、FN短大のハイペースについていけずに丹沢山でダウンした。そして、ちょうど1年前は天候不順のためやむなく引き返した。なので、今回は何が何でも蛭ヶ岳まで行きたかった。出発時間を早めに設定し、天気予報も晴れだったので、今回は絶対に失敗できないと思って歩き始めた。

 

 何度登ってもやはりバカ尾根は辛いのだが、少しずつペース配分などが掴めてきて、以前よりはずいぶんと楽に登れるようになった。GW中ということもあり人が多く、追い越すのに少し苦労した。休憩を含めて2時間20分で塔ノ岳まで行けたので、まずまずのペースであったと思う。塔ノ岳から丹沢山にかけてはそこまで急な登りもないので、いつも通りペースを上げられた。バカ尾根で坂本がバテ気味で少し不安だったが、何の問題もなくついてきていた。

 

 丹沢山より奥は初めて足を踏み入れる道であった。以前このコースを歩いたことのある上さんや大矢から聞いてはいたが、想像していたよりも登りが多いように感じた。丹沢山までは快晴だったにもかかわらず、蛭ヶ岳に近づくにつれて霧が出てきた。歩いている分には涼しくてよいのだが、蛭ヶ岳山頂から景色が見えるか不安に感じた。

 

 蛭ヶ岳に到着すると、やはり周りは霧で真っ白だった。立ち止まると体が冷えてきた。檜洞丸方面に抜けることも考えてはいたが、疲労感とコースタイムの長さを考えると止めた方がよいという結論に達した。焼山方面に行くにしてもまだ距離はあるので、写真を撮ると早々に出発した。

 

 蛭ヶ岳を過ぎてからは、姫次手前を除けば基本的に下りでとても歩きやすい道だった。3人と少人数なこともあり、下りもペースを落とさずに歩くことができた。焼山登山口からはバスもあったが、三ケ木までは一般道を歩くことにした。しかし思っていたよりも距離があったようで、三ケ木に着いたときには相当疲れていた。

 

 今回は登山道23キロと一般道7キロの計30キロを歩くハードな山行であった。このような山行も楽しいし、同時にトレーニングとして必要であると感じる。また、個人的にはようやく蛭ヶ岳に登頂することができて満足している。機会があれば蛭ヶ岳からの景色を見て、檜洞丸方面へも行ってみたい。

 

蛭ヶ岳山頂にて(左より内海、坂本、羽二生 12:30)