川苔山(15/05/03)


・メンバー

部員;安藤 桂吾(修1年)、高橋 直道(法4年)、太田 貴之(商4年)、

   西山 祥紀(経4年)、有田 麻子(社3年)、上 茂衡(法3年)、

   内海 拓人(法2年)、大矢 和樹(法2年)、清野 友紀(ICU2年)、

   安藤 由都(法1年)、坂本 遼(法1年)、高謙=チー(社1年)

体験者;曾(研究生、商)

 

・コース

930奥多摩駅→1155本仁田山(ここで昼食25分)→1300大ダワ→(う回路途中で二班に分裂)→1400舟井戸→1415川苔山山頂(30分間のんびり景色楽しむ)→1640鳩ノ巣駅

 

総歩行時間7時間10

 

・感想及び反省

今回は新歓山行シリーズの最終章であった。初回、景信山は高低差500メートル、前回の甲州高尾山は650メートルほどだったので、今回は高低差としては最もきつい1000メートに設定した。自身、去年のGWに新歓山行の一環で参加した時は、本格的に登ったのが初めてだったこともあり、比較的大変だった印象もあった。しかしながら、運動靴でも登ることができたので、今年も新歓山行でも使うことにした。

今回も新入部員が数多く参加してくれた。それもあり、序盤のペースには気をつけた。山は完全に新緑の季節を迎え、初夏の強い日差しの中にも青々とした葉が一層映えていた。最初はコンクリートの道を歩いて徐々に林道へと向かった。林道とはいえ、すでに登りが始まっているので想像以上に疲れる。40分ほど林道を歩き、本格的な登山道に入る前にいったん休憩を入れた。

山道に入ると、いきなり急登である。しかも、なかなか足場の悪いところもあり、運動靴の参加者がいることを考慮して慎重に進んだ。しかしながら、やはり少しずつペースに差が出てきてしまった。そのため、かなり頻繁に休憩を入れることにし、下山時間をにらみながら、ぎりぎりのタイムで登った。基本的に山道は樹林帯の中にあって、日差しが遮られている分、歩きやすかった。こうして、本仁田山にはほぼコースタイム通りもペースで到達した。去年登ったときには、雨と霧でほとんど何も見えなかったが、今年は非常によい展望を楽しむことができた。

ここからは、ややくだりである。下りは案外遅れずにきてくれたので、助かった。(ただし、自分が下りがあまり得意でないぶん、スピードが遅かった可能性も否定できないが。)途中、尾根からの景色もなかなかであった。

大ダワからは、直登ルートと巻き道ルートがあり、道の様子から巻き道の方がよいと判断し、巻き道へ向かった。途中で何本か橋があり、ここで立ち往生した。橋の右側はがけであり高所恐怖症の人には厳しかったらしい。ここで、橋を渡らず引き返して登る班とそのまま、橋を渡り登頂を目指す班に分かれた。前者の班には、1440までに山頂つけなければ下るようにお願いをした。結果、前者の班は6人、後者の班は7人となった。

前者の班に関しては、大ダワまで戻り少々登ってみてはみたものの、すぐ下り、16時には下山した模様である。

なお、登頂班は全員登山靴であること等を考慮し、意図的にペースをあげることにした。一回休憩をはさんだ後は、一気にコースタイム5割のペースで川苔山に登頂した。ペースは僕自身も多少疲れたが、しっかり歩いたなという爽快感はあった。なお、一年生(安藤、坂本)もきっちりついてこられていたので期待大である。山頂は、昨年登った時のガスってるイメージしかなかったが、今回は晴れ渡っており雲取山等の遠方の山まではっきり見え、感動した。

のんびり山頂で休んだ後、下った。下りも比較的早いペースだったが、全く問題なく下ることができた。下ったあとは、電車を40分待つことになった。田舎の駅前で、のんびり40分も待つ経験なんて、いまどき都会にいてはなかなかない。これもまた貴重な体験の一つであろう。


1枚目 1205 本仁田山山頂

2枚目 1415 川苔山山頂

3枚目 1420 川苔山山頂

 

いずれも撮影者大矢


(法学部2年 大矢和樹)