大岳山・御岳山(15/12/19)


 

文責:内海拓人(法2)

■参加者

 

高謙(社1) 内海拓人(法2) 水洞章夫(法2) 曾忠睿(研究生)

 

 

 

■コースタイム

 

9:00奥多摩駅→11:15鋸山→12:40-13:00大岳山→14:35御岳山→15:30ケーブル下バス停

 

 

 

 

 

 今回の山行は元々、山岳部に興味のある体験者のための新歓山行として高尾方面に行く予定だった。しかし直前になってキャンセルされてしまったので、コースを変更して僕がまだ行ったことのない御岳山に行くことにした。

 

 当日の朝になって体調不良で来ることができなくなった者もおり、参加者は当初の予定のおよそ半数になってしまった。秋までは大混雑であった青梅線はガラガラで、奥多摩駅で電車を降りると予想以上に寒かった。登山者の姿もまばらであった。

 

 登山道に入ってしばらくすると見覚えのある長い石段があった。ここには1年前にFN短大で来たことがあった。1年前はきついと感じた場所も、2度目に来ると思っていたよりは楽に登れてしまうことが多い。この1年間で少しは成長したのだろうか。

 

 鋸尾根に出てから鋸山までは意外と距離があった。山頂で休憩するために立ち止まると一気に体が冷えた。寒さに耐えきれず、5分程で再び歩き始めた。この日は天気がとても良く、尾根からは良い景色を楽しむことができた。軽いアップダウンを繰り返し、鋸山から1時間半ほどで大岳山に着いた。ここまではあまり人に会わなかったが、山頂には御岳山方面から来たと思われる人がたくさんいた。富士山も良く見え、想像を上回る展望であった。

 

 大岳山からは基本的に下りが続いた。メジャーコースのようで、とても歩きやすい道だった。コースタイムを上回るペースであっという間に御岳山に着いてしまった。御岳山は思っていたよりも観光地化されていると感じた。ケーブルカーを使わないで下山したが、全て舗装路だったため膝への負担が大きく感じられて辛かった。

 

 

 

これで僕自身の2015年の山行は全て終了した。今年は部員の大幅な増加、学生による山行計画の開始など山岳部が大きく変わった年であった。また、前例がないということもあり、部としても僕個人としても手探りの状態が続いた1年であった。反省すべき点はたくさんあるが、その中でも特に山行計画の立て方は今後考えていかなければならない課題であると感じている。結局、今年の山行計画はほとんど僕と大矢の2人で立てた。より多くの部員が自発的に計画を立て、そのプロセスに参加することができるような体制を整える必要があると感じている。部という1つの「チーム」として山を登ることに、山岳部で登山をする意義があるはずである。部の「チーム力」を上げて、来年はより充実した登山をすることができるようにしたい。

 

13:00 大岳山山頂