北横岳(16/12/10)


 

文責:山本竜希

 

 

参加者:内海拓人(3) 山本竜希(1)

 

 

行程:北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅1040…山頂駅1100---1230北横岳1300---1400山頂駅

 

 

天気:曇り時々晴れ

 

 

山行内容

 

 本山行は12月末の合宿に向けて装備等の確認を目的として計画されためロープウェイを利用するなど体力的にもかなり余裕のあるものであった。私事ではあるが今年から冬山を本格的に始めようと思い、靴やアイゼンなど装備を一式揃えこの山行が非常に楽しみだった。

 

 私自身3月に北八ヶ岳縦走で北横岳に登っておりその際にはロープウェイの下の登山道を降りたが、今回はそれを利用し文明の利器の恩恵を存分に被ることになった。山頂駅は標高が2300m近くもあるため、顔に突き刺さるような寒さであった。山頂駅から30分ほど歩き、坪庭の散策路がおわり登り始めるあたりでアイゼンを装着した。はじめての12本爪アイゼンで装着にかなり手間取ってしまった上にしっかりと付けることができず、歩行中に外れてしまうことがあった。慣れないアイゼンに苦労しながらも山頂駅から1時間ほどで山頂に到着した。山頂到着時には、山麓駅での曇天が嘘のように晴天へと変わり、蓼科山や縞枯山など北八ヶ岳の山々、また南八ヶ岳の景色をも堪能することができた。また、雪山ならではの標識についた「エビの尻尾」も見ることができた。晴れてきたとは言え山頂では風が非常に強かったため30分ほどで下山を開始した。アイゼンをさくさくと効かせながら歩いていると1時間も経たないうちに坪庭に戻った。

 

行動時間が約3時間と少し物足りない感じもしたが、装備の確認を行うことができたので山行の目的は達成することができた。アイゼンの装着やウェアリングなど今回学んだことを月末の燕岳合宿に活かしたい。

 

 

北横岳山頂より、南八ヶ岳 (撮影:山本 12:30)

 

 

北横岳山頂より、蓼科山 (撮影:山本 12:16)