天城山(17/12/3)


 

☆天気

 

全行程を通して快晴

 

 

 

☆コースタイム

 

12/30745伊東駅(集合)0755===0850天城縦走登山口0900---0914四辻(万次郎岳登山口)---0944万次郎岳0950---1014石楠立---1038万三郎岳1050---1113 1353m地点---1135戸塚峠---1200白田岳---1237八丁池1340---1355上り御幸歩道入口---1404コマドリ歩道入口---1410大見分岐点1417---1455向峠---1514天城峠---1525バス停1540===1630修善寺駅(解散)

 

アクセス:伊東駅=天城縦走登山口はバス(1000円)

 

     天城峠=修善寺温泉駅もバス(1090円)

 

          (途中の「湯の国会館」で降りて温泉に入るならば810円。

 

      湯の国会館=修善寺駅は430円)

 

 

 

☆行動と感想

 

 伊東駅での集合時間が国立駅からの始発(4:37)に合わせて設定されていたものだったので佐々木の家に泊めてもらった。後で、実は自分の地元の駅から行ったほうが早く出ずに済んだことに気づくのだが、お互いの寝坊を防ぐ意図もあった。国立から伊東へは乗りなれない電車を何度も乗り換えなければならなかったが、寝坊も乗り過ごしもなく全員予定通りの時刻に伊東駅に着きバスに乗れた。

 

 今回のスタート地点の天城縦走登山口はゴルフ場の駐車場のわきにあった。看板は立っていたが登山者用のポストがなく、登山届を出せなかった。これから低山山行を多く計画すると、このような本格的な登山コースではないところも通るため、登山届を出せないケースもあると思われる。ないことが予想される場合は、あらかじめ登山届を地元の警察署に送るなどの手段もあるので使っていきたいと思った。

 

 時間通りに登山口をスタート。四辻を経て万次郎岳へ至るコースでは途中からやや傾斜が厳しかったが、普通の運動靴をはいて歩く人や二匹の柴犬を連れた夫婦もいたため、どちらかといえば散歩コースであるという印象を受けた。万次郎岳を過ぎるとほとんど標高は変わらず、石楠立(はなだて)はなだらかな道の上にあった。

 

 万三郎岳への登りもあまりきつくはなく、計画書のコースタイムが本来の×0.7であったにもかかわらず、それよりも20分近く早く万三郎岳についてしまった。本来の予定ではここで昼食にする予定だったが、メンバーが皆まだ空腹ではなかったため、昼食は八丁池で作ることに決定した。

 

 その後のコースは1353m地点(小岳)などのピークもあったが、全体としては標高が下がっていった。富士山を右に望みながらなだらかな道を下って行った。

 

 八丁池には当初昼食に充てていた一時間分早く着いた。途中作り方の順序で迷うこともあったが、できたかに雑炊はとてもおいしかった。まずいと聞いていたアルファ米であったが、雑炊にするなど工夫を凝らせばおいしく食べられるものだなと思った。メニュー開発の参考にしたい。

 

 八丁池を出る段階でもとのコースタイムと時間が合った。ここからは自分が先頭になった。なだらかな道であったためにむしろどのくらいのスピードで進んでいいのかわからなかった。結果的にはコースタイムよりも遅くなってしまっていたのだが、途中ポイントのコマドリ歩道入口を見落としてしまったためにスピードの確認や調整ができなかった。その後、分岐についたのだが地図に当てはまるような場所がない。CLからすでにコマドリ歩道入口は過ぎていることは知らされていたが、それならば次に到達するのは大見分岐点であり、これは三本の道に分かれているはずであった。実際にそこは大見分岐点であったのだが、地形図をよく見るとこの地点は道が三本に分かれるところではなく、二本に分かれる分岐が二回続くというものであった。また、地形図から川の位置を読み取ることによってどの道を行くのかもわかった。いずれも山と高原の地図からは読み取れない情報であり、地形図の読み取りが重要であることを思い知った。

 

 大見分岐点あたりでペースタイムに遅れていたため、先頭を交代した。そこからはハイペースで進んだためあっという間に天城峠についたという印象を受けた。しかし、天城峠からバス停までは比較的急な坂を10分程度下らねばならず、ゴールをお預けにされたようでとても疲れた。バスの時間には間に合った。

 今回の山行は普段行かない伊豆でおこなったため、とても新鮮な感じを受けた。眺めも良く温泉にも入れて、アクセスのしにくさ以外はとても良い場所であると思う。時間をおいてまた行きたい。

展望台より(13:51 宮川撮影)